近隣N様からの寄稿です。
5月16日午前、いつものように畑作業に出かる途中、染井野調整池広場にドクターヘリが患者様を緊急搬送するため着陸しているのに出くわしました。
しばらくすると、患者様を乗せた救急車が広場に到着し、手早くストレッチャーでヘリに移動し、ヘリは離陸しました。
日本医科大学千葉北総病院救命救急センターのドクターヘリですね。当該広場はドクターヘリ着陸拠点の一つらしく、年に複数回やってきます。



写真のように、普通のヘリコプターは、「メインローター」と「テールローター」の2つの回転翼がセットになっています。日本医科大学千葉北総病院救命救急センターのドクターヘリ「MD902」には後ろの「テールローター」がありません。
ヘリコプターは、「メインローター」で揚力を確保し、後ろの「テールローター」で機首の方向を維持します。「テールローター」が無いと機体がクルクル回転して飛べません。
しかし「テールローター」は、後部から救急患者を搬入するドクターヘリにとっては凶器になります。そのため「MD902」には「テールローター」がありません。
代わりに、後部のいくつかの場所から高速で空気を噴射して、「テールローター」の効果を生み出す「ノーター(NOTAR)」というシステムを採用しています。
【ノーター・ドクターヘリ】マクドネル・ダグラス MD900 エクスプローラー JA6911 離着陸【4K】日本医科大学千葉北総病院
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