(S.N) ChatGPTをご存じですか?「AI」による車の自動運転技術開発が目覚ましいことは周知のことですね。
YouTubeで知り得たのですが、AIチャットボット「ChatGPT」が注目の的のようです。

最近、米国のOpenAI社というIT企業が開発し、「ChatGPTは、質問などをテキストで入力すると、
AIによって回答が自然な文章で出力されるという、対話に最適化された言語モデル」と説明されています。
質問は英語以外多くの言語での対応可能で日本語もOKです。同様なツールは他にもあったそうですが、質問に対する回答の的確性や日本語読解表現能力が非常に高いとのことです。
下記のユーチューブが参考になります。
「世界を一変させる「AI」 その驚愕の実力とリスクとは?(2023年1月24日)」https://www.youtube.com/watch?v=r4JAjYo4xVk
使用料が無料とのことで、早速ID、パスワードを作成し実際に使ってみました。
下記の質問文はこちらの入力で回答文は実際に返ってきた回答です。
Q : 今後の日本産業はどの分野が世界をリードしますか?
A : 日本は高度な技術力を持つ国であり、将来的には自動車、ロボット、電子機器、バイオテクノロジーなどの分野で世界をリードする可能性があります。
また、エネルギーや環境、建設などの分野でも革新的な技術を開発し、世界に貢献することが期待されています。
Q : 日本の農業について、進行する農家の高齢化の対処方法を教えて下さい。
A : 日本の農業について、進行する農家の高齢化は問題となっています。それを対処するためには、次のような方法が考えられます。
- 若い農家の増加:農業を継ぐ若い世代の増加を促すために、農業に対するイメージの向上、農業に対する教育の改善などが必要です。
- 労働力の外部からの誘致:外国人労働者を誘致し、農業労働力を確保することも検討されています。
- 農家の高齢化に対応する技術の開発:高齢化した農家が使いやすい機械や農業ロボットなどを開発することで、農業を続けることができるようになります。
- 農業の規模縮小:農家の高齢化に伴い、規模の縮小が進むことが予想されています。これに対して、小規模でも高収益な農業に転換する支援が必要です。
- 地域コミュニティの活性化:農業と地域の関係性を強めることで、農業の継続が期待されます。
Q : 日本の食料自給率は、欧米諸国に比べ低いのですが、改善の必要ありますか? 必要とあれば方法を教えて下さい。
A : 日本の食料自給率は欧米諸国に比べて低いです。これは、日本の土地面積が小さく、気候や地形が農業に適していないために、農産物の生産量が少ないことが原因です。
そのため、日本の食料自給率を改善するためには、次のような方法が考えられます。
- 土地の利用改善:空き地や山間地を利用し、農業面積を拡大することで、生産量を増やすことができます。
- 技術開発:高収益な農業技術の開発や、高性能な農機具の導入によって、生産効率を上げることができます。
- 輸入規制の強化:輸入規制を強化することで、国内農産物の競争力を高め、輸入に対する影響を軽減します。
- 農村地域の活性化:農村地域の活性化によって、地域経済を活性化し、農業に対する需要を増やすことができます。
- 農業人口の増加:若い世代を農業に向けるために、農業に対するイメージの向上、農業に対する教育の改善などが必要です。
Q : 現在は、エネルギー源は化石燃料、原子力、自然エネルギー等に頼っていますが、今後革新的なエネルギー源になる技術の開発は、いつ頃、どこで成功しますか?
A : 現在、主に化石燃料、原子力、自然エネルギーなどが主要なエネルギー源となっていますが、将来的には、温室効果ガスを排出しないクリーンエネルギー源が求められています。
今後革新的なエネルギー源として、次のような技術の開発が期待されています。
- 太陽エネルギー:太陽光発電技術は、近年急速に進化しており、将来的には大規模な発電に利用される可能性があります。
- 風力エネルギー:風力発電は、自然エネルギーの一つであり、将来的には大規模な発電に利用される可能性があります。
- 水素エネルギー:水素は、温室効果ガスを排出しないクリーンエネルギー源の一つであり、将来的には輸送エネルギーやバッテリーエネルギーなど様々な用途に利用される可能性があります。
- 燃料電池:燃料電池は、高効率なエネルギー変換を実現し、将来的には自動車や建物などにも利用される可能性があります。
開発が成功する時期や場所は、技術の進化や経済的な要因などにより異なりますが、将来的にはこれらの技術が主要なエネルギー源となる可能性が高いです。
Q : 縄文時代が長く続くことが出来た理由と、その中で現在に取入れると有用になることはありますか?
A : 縄文時代は、日本の古代に存在した文化・時代で、約14,000年前から約300年前まで続いたとされています。このように長い時間続いた理由は、縄文時代の人々が農耕や畜産などの生活を基盤にしていたため、食料を確保することができる環境を確立し、社会が安定し続けることができたためだと考えられています
Q : 現代においては、縄文時代においての生活方法や文化に取り入れることができる有用なことはありますか?
A : 縄文時代においては、自然との共生を大切にし、農耕や畜産を行うことで食料を確保していました。現代においても、地球環境が悪化している中で、自然との共生を大切にすることは重要だと考えられます。また、農耕や畜産を行うことで、食料を自給することも有益だと考えられます。
といった結果でした。妥当な回答(コンピュータが得ている情報は2021年までの情報でしょうか?)と思いましたが、創造的な回答を期待したのですが、そういう観点からすると少し物足りないとも思いました。
それにしてもAI技術の進歩のすさましさを体感しました。
ChatGPTの使用法等は下記のWebが参考になります。
https://kai-you.net/article/85475
ChatGPTログインページは、下記ですが少し前に確認すると、アクセス集中しておりログイン出来ない状況でした。
https://chat.openai.com/auth/login
Wikipedia : https://ja.wikipedia.org/wiki/ChatGPT
日本経済新聞記事:
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN173IG0X10C23A1000000/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC052Q70V00C23A1000000/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN23BXC0T20C23A1000000/
https://www.nikkei.com/theme/?dw=23012401
AI能力が人間の知能と同等の能力を獲得する時期(シンギュラリティ)を2045年と予想した、AI研究者がいるのですね。
https://www.kaonavi.jp/dictionary/2045nen_mondai/
https://monstar-lab.com/dx/technology/ai-singularity/
現時点でも個別項目では既にAIが人間の能力を凌駕しているように思いますが、「偽情報の生成など悪用の
懸念も指摘されている」とあるようにAI技術発展が良い面ばかりでないのも気になります。